12.27.Dreams Come True






夢はシンガー・ソングライターになること。





2004年も残り僅かとなった12月末、遂に加護ちゃんが語った。
モーニング娘。という名の練習場を卒業して5ヶ月、Wデビューから7ヶ月。
2005年はWとして本格的な活動を開始する年となるが、その年明けを目前に控えた宣戦布告である。
W結成当初から「作詞作曲」について意欲的な発言をしていた加護ちゃん。
『U+U=W/辻希美+加護亜依』の中でも早く実現してみたい夢として明確に語っていた。
12月17日に放送されたラジオ「ハロプロやねん!」。
その中で「お家にピアノを買ったので、ピアノで遊んでます。」という発言があった。
加護ちゃんが幼少の頃にピアノを弾いていたという話を私は聞いたことがない。
小さな頃にピアノを弾いていた経験のある人が、大人になった後、久しぶりに懐かしくなり
ピアノを購入して弾き始めたという話は良く聞くが、加護ちゃんの場合は違う。
作詞作曲する事に目覚め、それを実現するためにピアノを購入した。
創作活動をするための武器としてピアノを調達した訳だ。本気中の本気である。
忙しいスケジュールの合間、僅かな休息の時間を創作活動の時間に充てている。
それをアッサリと「ピアノで遊んでます。」と言いきってしまう所が、めちゃめちゃCOOLすぎる。



スポニチ(12月25日号)より。原文のまま。


♪・・・夢はシンガー・ソングライターになること。
ピアノが得意で、
「自分で作った曲をテープにとったりして、詞も書きとめています。
特に天気の良い日は、メロディーや歌詞がすごく浮かんでくる。」という。
自信作を歌ってもらおうと思ったら、
「エヘヘ。ど〜んな歌でしょうね。これだけは内証です。」と笑顔。









誰かに強要されたわけでもなく、仕事のためでもない、自らの意思で加護ちゃんが創作活動をしている。
そして、それはすでに多くの作品として形になっていると言う。
モーニング娘。時代に「加護ちゃんが将来ソロになって自分の作った曲をライブで歌ってくれたらいいなぁ」
と相棒のでんでんと良く話をしていた事があった。
それが私達の夢であったし、願いでもあった。
当時はこのような事が実現する可能性はほとんどないだろうとの思いがありながらも夢を描いていた。
私が夢として持っている「作詞作曲して歌うこと」を加護ちゃん本人がやりたい事なのかどうかも
分からなかった。
加護ちゃんが将来何をやりたいのか?どんな道に進んで行こうと思っているのか?


夢はシンガー・ソングライターになること。


モーニング娘。の卒業が決まった時、W結成が発表された時よりもうれしいかもしれない。
私が夢見ていた加護ちゃんの未来と加護ちゃんが夢見ている未来が同じ方向に進んでいる。
加護ちゃんの作品が世に発表された時、歴史が変わることになるだろう。
今までの音楽の常識を覆すことになるかもしれない。
オリコン1位だ!グラミー受賞だ!などと下世話な事を言うつもりは毛頭ない。
加護ちゃんが楽しんで作った曲が作品として世に残る。
その作品を聞くことができるだけで、もう何も望むことはない。

Wにとって、加護ちゃんにとって非常に重要な年になるであろう2005年。
その記念すべき年の冒頭を飾る一発目の新曲が「恋のフーガ」だと言う。
「恋のバカンス」に続くザ・ピーナッツのカバーである。
「あぁ いいな!」「ロボキッス」と素晴らしい作品を書き上げた寺田光男であったが、
燃え尽きてしまったのであろう。
事実上のギブアップ宣言である。Good-Bye!光男!やっぱサヨナラしよう。
数あるザ・ピーナッツの曲の中から「恋のフーガ」をチョイスしたそのセンスには首を傾けたくなる所であるが、
すでに明るい未来が待っているWにとって、そんなことは小さいことでさほど気にならない。
Wの2人が歌えば「恋のフーガ」も、オリジナルとはまったく違った新たな世界が出来上がる事は明白であるし、
燃え尽きてしまった寺田に出がらしのような曲を提供されるよりは余程マシだ。
3月には「デュオU&U」に続くNEWアルバムの発売も決定し、ミュージカルも始まる。
このアルバムに加護ちゃんの作る曲が収録される可能性はかなり低いだろうが、
レコーディングの時に、加護ちゃんが自ら作った曲を何気なくブースで口づさんだり、
寺田の横でピアノを弾いたりすることによって、鈍感な寺田であっても気づくだろう。
寺田自身を救い出す救世主がこんな身近に居たことを。






 「50W(フィフティ・ダブルユー)」

1月5日Wにとって初の写真集「50W(フィフティ・ダブルユー)」が発売される。
先週私が留守にしている間にFLASHにその内容の一部が公開された。
帰国して早々、知人の某・あいぼむ推しに「FLASHどうだった?」と電話で聞いたのだが、
「いやいや忙しくて本屋に行く暇なんてないねん!買ってへんよ!」と言われた。
その知人は「亀井絵里写真集」は入荷日(FLASH発売後)の早朝に
本屋に行ってGETしていたらしい。随分と変わったあいぼむ推しもいるものだ。
そんな某でんでん氏からの情報では、どんな内容なのか分からないので、自力で探すことに。
発売日から数日経って非常に入手が困難な状態であったが、なんとか探し出すことができた。
そこには素晴らしい写真が多数掲載されていたのだが、
その中でも私の心を瞬時に打ち抜くとんでもない写真が潜んでいた。







ギブソンのギター、レスポール・スタンダードを手にして微笑む加護ちゃん。
その後ろには、ミュージックマンのスティグレイ(ベース)を持ち挑戦的な視線をした辻ちゃん。
ミュージカル稽古時にドラムに興味を持ち、秋にはピアノを購入するまでになった加護ちゃんが
遂にレスポールを手にした。
来てま〜す、来てまぁ〜〜す!思わずピスエルになっちまうって話だ!
レスポールと言えば私の大好きな元・ガンズのスラッシュの愛用ギター。
加護ちゃんがギター弾きながら自ら作った曲を歌う。
そんな妄想にもほどがあるぜベイベー!って事が、実現しそうな段階までやって来てる。
夢が夢じゃなくなっちまうよ!!


 スラッシュ愛用のレスポール



Model: Les Paul Standard Premium Plus  Model:Sing Ray EX

(ンボイア調べ)